論作文試験を苦手にしている人はとても多いです。
「練習してもうまく書けない」
「何か月もかかっているけど、いっこうに上達しない」
「正しい書き方が分からない」
「なんでもいいからうまく書けるようになりたい」
不安や不満で苦しんでいる人が多い科目です。
でも実は、ほんのちょっとしたきっかけで「得意科目」にすることができるのです。
なぜかというと、論作文試験は「暗記科目」だからです。
私は、警察本部人事課で7年間、実際の採用試験を担当してきた元警察人事で、現在は大手公務員予備校の某校舎で警察試験専任講師をしています。
警察の採用試験については、日本でいちばん詳しいです。
この記事では、
なぜ論作文は「暗記科目」なのか
なぜ2週間で「得意科目」になるのか
論作文で書いてはいけないことはあるのか
逆に必ず書かなければならない項目はあるか
警察人事が教える「論作文の書き方」
などについて解説します。
この記事を読むと、答案の書き方が分かるようになります。
また、私が言う「暗記科目」の意味もよく分かると思います。
さっそくあなたの答案作成能力がアップして、もしかすると、この記事を読んだ2週間後には、論作文が得意科目になっているかもしれません。
論作文試験だけでなく、間違いなく面接試験の突破口にもなってくれるでしょう。
この記事で論作文試験対策・書き方のエッセンスを学んで持って帰ってください。
最初に「7つの基礎知識」の結論です。
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論作文試験は「暗記科目」
【最終記事更新 2023.6.22】
【基礎知識①】
警察の論作文試験の概要と配点
最初に、「論文」と「作文」の違いについて簡単にご説明します。
あなたは、論文と作文の違い、意識していますか?
違いをまとめると次の表のようになります。
「論文」と「作文」の違い
表にまとめると次のようになります。
区分 | パターン | 主語 | 課題例 |
大卒 論文 | ①論文 課題と対策 | 「警察官として」 | 特殊詐欺 飲酒運転 などの 個別課題 |
大卒 作文 | ②作文 自身の経験 | 「私は」 | 理想の警察官 正義感 失敗体験 など |
高卒 作文 | ②作文 自身の経験 | 「私は」 | 理想の警察官 正義感 失敗体験 など |
行政 論文 | ①論文 課題と対策 | 「警察職員として」 | 地方行政 警察行政 などの 個別課題 |
大卒の場合、「論文型」と「作文型」があります。
高卒の場合は、「作文型」だけです。
これは、警察官・警察行政職員ともに共通です。
論文型の場合、「課題」について考え「対策」まで書かせることが多いです。
例えば、高齢者の交通事故防止策や子どもの声掛け事案防止策などです。
作文型の場合、「自身の経験」を「警察の仕事」にどう活かすかを書かせることが多いです。
都道府県警には都道府県警の出題傾向がありますので、あなたご自身で必ず受験自治体の出題パターンを確認しておいてください。
>>「全国 論作文過去問一覧」
論作文試験の配点
次に、論作文試験の「配点」を把握しておきましょう。
全国で公開している府県のデータをすべて集めました(令和5年度版)。
- 青森県警 40点/335点 (12%)
- 岩手県警 100点/660点 (15%)
- 宮城県警 100点/400点 (25%)
- 秋田県警 40点/600点 (6%)
- 山形県警 100点/800点 (13%)
- 福島県警 60点/460点 (13%)
- 埼玉県警 100点/700点 (14%)
- 神奈川県警 100点/400点 (25%)
- 千葉県警 100点/500点 (20%)
- 茨城県警 60点/480点 (13%)
- 栃木県警 50点/500点 (10%)
- 群馬県警 100点/1,200点 (8%)
- 新潟県警 30点/260点 (12%)
- 長野県警 250点/1,500点 (17%)
- 山梨県警 20点/150点 (13%)
- 静岡県警 50点/900点 (6%)
- 岐阜県警 200点/1,100点 (18%)
- 三重県警 20点/320点 (6%)
- 富山県警 40点/400点 (10%)
- 石川県警 100点/1,480点 (7%)
- 福井県警 50点/400点 (13%)
- 京都府警 100点/350点 (29%)
- 奈良県警 150点/1,500点 (10%)
- 和歌山県 200点/2700点 (7%)
- 広島県警 30点/220点 (14%)
- 岡山県警 100点/580点 (17%)
- 鳥取県警 200点/850点 (24%)
- 島根県警 200点/970点 (21%)
- 香川県警 200点/1,200点 (17%…一次の配点)
- 徳島県警 30点/300点 (10%)
- 愛媛県警 30点/175点 (17%)
- 高知県警 50点/300点 (17%)
- 福岡県警 20点/200点 (10%)
- 佐賀県警 100点/600点 (17%)
- 長崎県警 180点/830点 (22%)
- 大分県警 50点/580点 (9%)
- 熊本県警 50点/580点 (9%)
- 宮崎県警 20点/410点 (5%)
- 鹿児島県 50点/300点 (17%)
- 沖縄県警 30点/220点 (14%)
※「20%以内」がほとんど
※最大は京都29%、最小は宮崎5%
警視庁、愛知、大阪、兵庫、北海道など一部県警は、配点を非公開にしています。
配点を公開している県警の例を参考にすると、論文作文試験の配点はだいたい10%から20%くらいとなっているのが分かります。
警視庁や大規模警察を受験される方は、だいたい10~20%くらいの配点だ、と思っていただければいいと思います。
なお、残りの80%の配点はどこにいっているんだ?といえば、それは主に「面接試験」です。
あらためて面接試験対策の重要性が分かりますね。
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【初公開・マル秘|基礎知識②】
論作文試験の採点配点
私は7年間、警察本部人事課で採用試験を担当してきた元警察人事です。
知らない人も多いと思いますので、ここで、論作文試験の採点配分をご紹介します。
日本で初公開の情報です。
この「4項目」と「配点」を覚えておくと、今後、論作文対策を進めるうえで役に立つだろうと思い公開しました。
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【基礎知識③】
論作文試験を書かせる目的は?
「たった1つの目的」
(目的)基本的な報告書を書けるか
警察で論作文試験を課す目的は、言われなくても「基本的な報告書」を書けるかどうかを検査することです。
実は、警察は「報告書の職場」です。
あなたが警察官や警察行政職員になったら、毎日たくさんの書類を作りますよ。
「こんなに報告書を書くんだ…」
とビックリされると思います。
ですので警察としては、まず基本的な文章を書ける人が欲しいです。
逆に言うと、論作文で基本的な文章が書けない人は、「基本的な報告書作成能力なし」とけっこう厳しい評価をされることになります。
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「基本的な文章を書けるか」
それ第一!
「基本的な報告書」とは?
では「基本的な報告書」とはどのような報告書をいうのでしょうか。
警察を知り尽くした元警察人事の立場から、採用側が考える「基本的な報告書」についてご説明します。
【警察における「基本的な報告書」】
- 何が言いたいか明確
- 論構成がしっかりしていて読みやすい
- 簡潔で明瞭(過不足がない)
- 内容が正確で客観的
- 数値やデータなど裏付けがある
- 想像で適当なことを書いていない
- 誤字脱字がない
- きれいな字 (老眼の上司でも読める)
このような報告書になります。
基本的な報告書を書くことについては、警察は「即戦力」を求めています。
警察になったら、すぐにでも報告書の作成に入っていただきたいです。
逆に言うと、報告書の書き方を手取り足取り教えてくれる職場ではありません。
もちろん、捜査報告書や逮捕手続書・警備報告書のように、司法書類や高度に気密性が求められる報告書については書き方の指導を受けます。
しかし、基本的な報告書で、何を書いてあるのか分からない文章や論構成がバタバタな文章、誤字脱字ばかりといった文章ではいけません。
「基本的」なことは押さえられていて、読みやすい文章を書けるようになっていてくれないと困ります。
だから、受験生のいまのうちに「基本的」な論作文は書けるようになっておかなければならないのですね。
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警察で求めているのは「基本」
次に「基本」を解説します
「NG」「GOOD」ポイントも
【基礎知識④】
書いてはいけない「NG」なこと
必ず書くべき「GOOD」なこと
絶対に書いてはいけない「NG」なこと
警察の試験では「書いてはいけないこと」「言ってはいけないこと」があります。
極端な言い方をすれば、この警察の論作文試験は、
- 「警察にはいらない人」は落とす試験
- 「警察が欲しい人」を合格にする試験
といえます。
ここでは、合格を勝ち取るために書いてはいけない「NG項目」をピックアップしました。
中には「一発アウト」なこともあります。
どうぞ慎重にご覧ください。
特に警察の仕事を理解していないと
「悪目立ち」する
必ず書かなければいけない
& 書くと「GOOD」なこと
つぎに、答案でこれだけは絶対に書かなければいけないことと、書くと加点になる「GOOD」なことについて解説します。
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【基礎知識⑤】
答案は「採用決定会議」まで残る
論作文の答案には、公表されている配点以外にもう1つ重要な役割があります。
それは、最後の「採用者決定会議」で判定資料として使われるということです。
あまり知られていないことですが、採用試験は面接試験だけで決まるのではありません。
他の科目もあります。
飛び抜けて優秀が人と飛び抜けて不適格な人は別ですが、多くの人が、1~2点差のボーダーライン上で横一線になっています。
採用者決定会議では、ボーダーラインの中から誰を採用するか、任命権者立ち合いのもと蹴っていします。
実際は、差は僅差で、採用側も本当に決められなくて困る、ということがよくあります。
その最後の決め手になるのが論作文の答案です。
基本的に、文字で書いたものは最後まで残ります。
時には、論作文の答案がキャスティングボードを握ります。
論作文試験は、たとえ公表されている配点が小さくても、決して軽視しないように注意してください。
>>警試塾記事「採用者決定会議」
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【超重要|基礎知識⑥】
論作文は「暗記科目」
試験時間は短い!
その場で考える時間なし!
全国の主な都道府県警の、論作文試験の文字数と試験時間をごらんください。
- 警視庁 1,000字 (80分)
- 大阪府 1,000字 (60分)
- 神奈川 800字 (60分)
- 埼玉県 700-900字 (60分)
- 千葉県 800-1,000字 (60分)
- 広島県 800字 (60分)
- 福岡県 800字 (60分)
- 愛知A 800字 (90分)
- 愛知B 800字 (60分)
- 北海道A 800字 (80分)
- 北海道B 600字 (60分)
※警察行政もほぼ同時間と同文字数
たとえば警視庁をご覧ください。
80分で1,000文字となっています。
これはかなりのボリュームです。
もし何も準備していないで、80分間に1,000文字書けと言われて、良い論文が書けるでしょうか。
準備をまったくしていなかったら、良い答案は私でも書けないでしょう。
字数に対して圧倒的に時間が短いのです。
制限時間は有限です。
試験開始とともに、刻一刻と時間が過ぎていきます。
しっかりと「準備」ができた受験生だけが良い論文を書けるのです。
では「準備」とは何を指すのでしょうか?
次に解説します。
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【超重要】論作文は暗記科目
「準備」とは「暗記」をすることです。
論作文は、試験会場で「行き当たりばったり」で書くものではありません。
実は、書き始める前に「勝負が決まっている」試験なのです。
受験に勝つ受験生は、必ず事前に戦う準備が整っています。
失敗する受験生は、「暗記という準備」が整わず、なんとなく・勢いで・行き当たりばったりの言葉を選んで、ただ原稿用紙を「文字で埋める」だけになっているのです。
あなただけはそうなってはいけません。
論作文は暗記科目
書く前に結果は出ている
では、「暗記」とは何を暗記するのでしょうか?
論作文が暗記科目なんですか?
答案を丸暗記するんですか?
それを知っているのが合格者
との差
答案の丸暗記ではないよ
次の6つのポイントを暗記します
【超重要】
論作文で「暗記」する6つの項目
(答案丸暗記ではない)
論作文対策として「暗記」すべき項目はつぎの6点です。
ひとつずつ順番に解説していきます。
【暗記①】論構成(三部構成)
基本的に警察の論作文試験は「三部構成」で書きます。
三部構成とは、
- 序論
- 本論
- 結論
の三部構成です。
実は、「論構成(三部構成)」には100点中20点の配点があります。
「論構成」のことを「読みやすさ」と表現する県警もあります。
採点官の中には、この論構成…つまり「読みやすさ」を重視する人が多いです。
論文や報告書は「相手に伝わってこそ」価値があります。
わざわざ三部構成で答案を書くのも、三部構成が読み手に一番伝わりやすい論構成だからです。
あなたが答案を書くときには、三部構成の論構成や読みやすさ・分かりやすさを強く意識してください。
※なお冒頭で「基本的に」と書きましたが、課題によってはまれに三部構成で書くと適当でないものがあります。
ただ、ほとんどの課題は「三部構成」で書けます。安心して「三部構成」を覚えてください。応用はその後です。
必ず三部構成で書きます
読みやすさが一番伝わる形です
【暗記②】「文字数」の配分
暗記の2つ目は、文字数の配分です。
最初に、警視庁などの「1,000文字」を例に、文字数の配分について結論を整理します。
次に「800文字」バージョンです。
北海道A・神奈川県警・埼玉県警・千葉県警・愛知県警A・広島県警・福岡県警など、全国道府県警ではもっとも一般的な文字数です。
最後に、B区分で多い「600文字」バージョンです。
「文字数の配分」をあらかじめ暗記してから試験に臨むことは大切です。
文字数を明確にすることで、頭の中がすっきり整理できます。
この文字配分をカチッと決めたうえで、論構成を考えるとさらに良い答案の骨格になります。
最初から文字数配分を決めておく
試験会場では
余計なことに頭を使わない
【暗記③】序論のテンプレート
序論と結論だけは、「テンプレート」で書くことができます。
というより、テンプレートで書いた方が良いです。
暗記の3つ目は「序論のテンプレート」の暗記です。
ここではテンプレートを公開します。
課題にもよりますが、「序論はこう書き出す」と最初から決めて試験に臨んでください。
この「序論テンプレート」を
いますぐ暗記です
課題にもよりますが、冒頭の序論でまず簡潔にあなたの「結論」を持ってきます。
テンプレートにあるように「私は~と考える」「~と私は考える」と書いてください。
そして、序論の締めとして「以下、題意に沿って私の考えを論述(記述)する。」と書きます。
特にこの部分は、ワンパターンです。
なお、
- 論文では:『論述』する
- 作文では:『記述』する
と書きます。
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【暗記④】結論のテンプレート
次に、結論です。
結論部もテンプレートで書いていただければOKです。
課題文によりある程度柔軟に対応する必要はありますが、おおむね次のように結びます。
なお、課題によって2パターンに分けてご紹介します。
「課題解決型」の課題と、「警察マインド型」の課題です。
「課題解決型」の課題文の場合
高齢者の交通死亡事故対策や特殊詐欺防止対策、DV防止対策や子ども声掛け事案対策など、個別具体的な警察事象に対する「課題と解決策」を問う系の課題の場合は、次のように最後を締めます。
「警察マインド型」の課題文の場合
理想の警察官像や警察に求められる正義感、失敗した経験や乗り越えた経験など、警察マインド型の課題文の場合は次のように締めます。
「序論」と「結論」は、このテンプレートを暗記しておくと「迷い」がなくなり便利です。
まずはこのテンプレートを暗記してください。
ただ、私のテンプレートはあくまで「たたき台」です。
私のテンプレートを元に、「あなたオリジナル」のテンプレートになるようあなたご自身で微調整していってください。
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「序論」と「結論」は
テンプレートを暗記です
最後は「あなたオリジナル」の
テンプレートを目指そう
【暗記⑤】本論の設計図
本論で「もっとも重要なこと」
本論でもっとも重要なこと
それは、課題文の「題意」を満たすことです。
簡単に言うと「聞かれたことにちゃんと答えること」です。
たとえば、「高齢者の交通死亡事故が多発する原因は何か、また、その対策について考えるところを書け」という課題があったとします。
ここで書かなければならないことは、
①高齢者の交通死亡事故多発の原因
②その対策
この2つになります。
すると、答案(本論)では
①「本論1:原因」
②「本論2:対策」
を書かなければなりません。
当たり前、と思うかもしれませんが、これが「題意満たし」です。
「題意満たし」の配点はとても高いです。
そもそも題意満たしの点検が論作文試験を課す本来の目的と言えます。
本論の設計図づくりで押さえる
「たった1つのこと」
題意をしっかり満たしたうえで、本題の「本論の設計図」です。
なお、本論の設計図とは、試験会場で「本論をどう書こうか」と本論の論構成を考えることをいいます。
本論の論構成(本論の設計図)で押さえるべき「たった1つのこと」は、覚えてきた勝負フレーズが本論のどこで使えるか考えることです。
先に取り上げた「高齢者の交通死亡事故対策」を例に、「勝負フレーズ」の使い方を解説します。
例 | 「志望部署(交通)」で準備してきた 「勝負フレーズ」 |
本論1 原因 | ・「横断歩道での事故が多い」 ・「歩行中・自転車の事故が多い」 ・「薄暮時の事故が多い」 ・「まだ若いと運転過信」 ・「80代の3割が認知症発症の現実」 ・「冬季に年間事故の4割が集中発生」 |
本論2 対策 | ・「巡回連絡」「直接語り掛ける」 ・「公民館・自治会・民生委員」と「協働」 ・「孫・友達・友人など人的資源の活用」 ・「反射材」は「3倍遠くから見える」 ・「高齢者の集会に参加して反射材を貼付」 ・「薄暮時の街頭指導」 |
結論 | ・「痛ましい事故を1件でもなくしたい」 ・「交通事故は当事者全員が『被害者』」 |
覚えた勝負フレーズが、本論1で使えるのか、本論2で使えるのか…
勝負フレーズがどこで使えるか考えます。
これが「本論の設計図」を考えるということです。
勝負フレーズがどこで使えるかを考えるだけで、あとは自然に答案が書けるようになります。
勝負フレーズをどこで使えるかを先に考えることで、無意識のうちに、頭が「論構成」を考えてくれるので、自然と論理的な文章に仕上がるのです。
行き当たりばったりで書いている人が不合格者の答案とは、違う答案ができて当たり前ということです。
【超重要・暗記⑥】ここで差がつく!
20個の「勝負フレーズ」
「勝負フレーズなし」「警察研究なし」
だからあなたは負けている【敗因】
暗記すべき「6つのもの」の中で、一番重要なところにきました。
警察の採用試験で、一番差がつくのがこの「勝負フレーズ」です。
あなたはそもそも「勝負フレーズを集める」という勉強法をご存じでしょうか?
もし知らない、ということであれば、いますぐ方針変更です!
私はいま某大手公務員予備校で警察試験専門の専任講師をしていますが、私が予備校でいちばん強く伝えていることは「『勝負フレーズ』を集めろ」です。
勝負フレーズが、あなたの受験勉強の強力なエンジンになります。
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勝負フレーズは、あなたの「分身」です。
勝負フレーズとともに、警察の受験期を歩み
勝負フレーズとともに、論作文の答案を書き
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どれだけ強調しても強調しすぎることはありません。
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合格者は、素晴らしい勝負フレーズ群の名コレクターです。
戦略のない不合格者は、フレーズを集めるという発想自体ないです。
これでは受かりようがないです。
まずは、良いフレーズを集めるところからスタートさせましょう。
良質の警察情報に接していきましょう。
信頼できる警察の人を選び、その人から学びましょう。
いまから始めればまだまだ大丈夫です。
良質の勝負フレーズは、すぐに集まってきますから。
次の章以降では、良質の勝負フレーズの集め方について解説します↓
【超重要】
「勝負フレーズ」の名コレクターが
論作文と面接の勝者だ
警察の仕事を理解していないと
「悪目立ち」する
「勝負フレーズ」の正しい集め方
ここからは、勝負フレーズの正しい集め方について解説します。
重要度の高いものから順に覚えていきます。
要領よく高純度の勝負フレーズをどんどんストックしていきましょう。
目標はまず「20個」です。
できれば「50個」を目標に集めていただければベストです。
あなたが集める勝負フレーズとして、以下の「5分野」からフレーズを選んでいただくことはマストです。
この5分野からのチョイスは、私が予備校でも受験生に徹底させている分野です。
「珠玉」ともいえる素晴らしいフレーズたちの宝庫です。
まずここから探すことを強くお勧めします。
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私は、警察本部人事課で7年間、実際の採用試験を担当してきた元警察人事です。
試験に受かる受験生・すべる受験生を長くつぶさに見てきました。
また、警察官として34年間勤務し、警察庁長官表彰1回、県知事表彰1回、警察本部長表彰43回受賞してきました。警察官としても一流どころです。
日本で誰よりも、警察の採用試験を知っています。
また、日本でもトップクラスの警察官でした。
だからこそ、日本で誰よりも「警察に合格する」ためのメソッドをあなたにご提供できるのです。
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【重要|基礎知識⑦】
試験会場での「答案の書き方」
基礎知識の最後は、実際の試験会場でどのように答案を書いていくのか。
答案の書き方について手順を解説します。
【ダメ!NG!】
「すぐ書き始める」は失敗の王道
試験開始の合図が鳴ってすぐに、答案を書き始める人がいます。
これは、失敗パターンの王道です。
合格する受験生は、いきなり答案を書き始めたりはしません。
では、試験開始の合図で「いきなり答案を書き始める」のでないとしたら、いったい何をするのでしょうか?
60分・80分といった限られた試験時間を有効に使って、良い答案を書くにためには、試験時間をどのように使うと良いのでしょうか?
最初の10分間あまりを【手順1】~【手順4】に使ってください。
ここができなければ、答案は書けません。
私にだって書けません。
この手順を踏むから、正しい答案が掛けます。
惜しみなく「最初の10分余り」をこの手順のために使って下さい。
ここでも「勝負フレーズ」が成功のカギを握ります。
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10分も下書きに使って
大丈夫なんですか?
大丈夫です
目的地(設計図)が明確な答案だから
残り時間でスラスラ書ける
しかも論理的で読みやすい
勝負フレーズと設計図
この2つがあれば
残りの時間で書けそうですね
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これから始める論作文試験対策
今回は、論作文試験の書き方「7つの基礎知識」というテーマで解説してきました。
この記事の最後に、「7つの基礎知識」を押さえたあなたが、これからどのように論作文対策を始めたらいいかについて解説します。
【優先度1位】
勝負フレーズをとにかく集める
まず「勝負フレーズ」を集めましょう。
特に最初は、「志望動機」と「志望部署」に関するフレーズを集めていくと良いです。
勝負フレーズを集める、ということは、つまり警察研究をするということです。
警察のことを知らなければ、警察の試験は合格できません。
そのための勝負フレーズの収集です。
勝負フレーズを集めてください。
ここは優先度第1位です。
そのままあなたの警察研究になります。
どのフレーズを集めたらいいのか
分からないです…
自分でフレーズを集めるのは…
間違って集めそうで心配です…
ご自身で調べられない…。
間違ったフレーズを暗記してしまいそうで心配です…。
そう思われる方もおられると思います。
そんな時には、信頼と実績抜群の警試塾の力をお使いください。
あなたの残り時間と努力を最大化出来るものこそ投資です。
【信頼と実績の最良の味方|警試塾】
>>『警察面接「全模範回答集」』
元警察人事・現役予備校講師の私が
あなたの受験を完全サポート
努力を最適化し時間を最少化します
【優先度2位】
「模範答案」を読もう
勝負フレーズが集まり始めたら、次は「模範答案」に目を通すようにしましょう。
我流で答案を書いていても、正答にはたどり着けませんし、悪いパターンを「記憶に強化」してしまうことになります。
早期上達のコツは、信頼できる警察の人が書いた模範答案を暗記することです。
警試塾では、私がいろいろな課題で模範答案を作成しています。
実際に「7つの基礎知識」をふまえて、どのような模範答案になっているか、ぜひご確認ください。
警試塾の個別指導を受けてみる
【マンツーマン指導】「論作文添削講座」
でも、それでも論作文試験をどうやって対策していけばいいか分からない人もいると思います。
ひとりではやっぱり心配です
一緒にいてくれる人が欲しいです
わたしのために全部教えてほしいです
こう思われる方は多いです。
受験生の不安な気持ち、私なりに理解しているつもりです。
そこで警試塾では、私のこれまでの知識と経験を活かし、完全個別指導講座「論作文添削講座」を開設することにしました。
自分で勉強するより、「直接指導を受けたい」「マンツーマン指導の方が早く上達しそう」という方にはおススメの講座です。
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講座の主な内容は、
- 課題2題を解いていただきます
- →1題は「警察マインド型」の課題
- →1題は「実務型」の課題
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これからも一緒に頑張っていきましょうね。
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今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたもきっと警察になれる!
諦めず頑張っていこうね
頑張るあなたを応援しています!
(完)
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